経営の羅針盤となる「資金繰り表」の作成・活用方法 | Cloud Payment 公式ブログ

経営の羅針盤となる「資金繰り表」の作成・活用方法

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経営の羅針盤となる「資金繰り表」の作成・活用方法

経営の羅針盤となる「資金繰り表」の作成・活用方法

資金繰りの予測は、企業の経営において非常に重要です。近い将来、資金が不足しそうだと予測できれば、それに合わせて余裕を持った金策計画ができるためです。

資金繰りを予測する基本となるのが、「資金繰り表」の作成です。
資金繰り表は、資金繰りが順調に行われているかどうかを示す「経営の羅針盤」とも言えるでしょう。その作成方法や活用方法についてお伝えします。

資金繰り表の書式、種類について

資金繰り表は基本的に内部資料であり、任意で作成するもの。特に決まった書式があるわけではありません。

会計ソフトには資金繰り表を作成するための機能を持つものが多いので、その機能を利用して作成することが可能です。また、ネット上で提供されている書式をアレンジして使うのも良いでしょう。キャッシュフロー計算書をベースに作成する方法もあります。

基本的には、月単位で資金繰りを管理する「月次資金繰り表」が一般的です。これは、縦に入出金の項目、横に数ヵ月分の項目が並ぶ形式。

ただし、月のある特定の日に支払いが集中し、入金がそのあとになるといったケースは少なくありません。例えば、毎月25日に給与支払いを行い、月末に売上入金が集中しているような場合、25日から月末までの期間は資金がマイナスになってしまう可能性があります。
こうしたことが起こりうる場合は、月次資金繰り表に加えて、1日ごとの資金繰りを管理する「日繰り表(資金日計表」)を作成、活用すると良いでしょう。

資金繰り表の作成・活用方法

経営の羅針盤となる「資金繰り表」の作成・活用方法

資金繰り表を実際に作成する時には以下のような手順で行います。

(1)前月繰越高を確定させる
現金、受取小切手、預金残高の合計から前月繰越高を確定させます。

(2)当月実績を記載する
経理資料などに基づいて当月の実績を集計、記載していきます。

(3)次月以降の収入を記載する
現金売上、回収予定の売掛金や受取手形の金額、その他の収入などを予測して記載します。

(4)次月以降の支出を記載する
現金仕入れ、買掛金・未払金の支払、支払手形の決済などの金額、人件費およびその他の経費などを予測して記載します。人件費やその他経費については、昨年の実績値や最近の数値を参照して記載します。
投資や税金、その他の支払についても支払予定を確認して記載しましょう。

(5)借入金返済などを記載する
返済予定表などに基づき、借入金返済を記載します。

(6)確認、検証を行う
一通り記載が終わった後は、記載もれなどがないかの確認を行った上で、月末残高がマイナスになる月や、プラスであっても翌月の支払いに支障が出そうな月がないかを検証しましょう。この検証をもとに、支出の金額や時期の見直し、借入の検討などを行います。

資金繰り表作成の際の注意点

資金繰り表を作成する際には、慎重な予測を心がけることが大切です。
慎重な予測というのは、収入は控えめに、支出は余裕を見て予測するということです。また、入金のタイミングはやや遅めに、支出のタイミングはやや早めに予測するようにします。

合わせて、毎月発生しない支出の計上もれにも注意したいところです。賞与や税金などの支払い月には多額の資金流出が発生するため、必ず予定額を組み込んでおくのが大切です。

以上、資金繰り表の作成方法や注意点などについてお伝えしました。
できるだけ正確な資金繰り表を作成して、今後の経営改善に役立てていきましょう。

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