「売掛金」と「未収入金」の違い | Cloud Payment 公式ブログ

「売掛金」と「未収入金」の違い

[記事更新日]

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売掛金と未収入金の違いをはっきりと認識していますか?
確かに、売掛金と未収入金は資産であることに変わりなく、また金銭債権といった共通点があります。
そのため、違いを明確にしなくても法人税額や所得税額に影響を及ぼすことはありません。

しかし銀行などの金融機関から融資を受ける場合は、しっかりと両者の区別をできることが必要です。
なぜなら未収入金が多く計上されていると、金融機関側では決算書の評価を下げる原因ともなるからです。

売掛金と未収入金の違いと、融資を受ける際に提出する書類の注意点をご紹介します。

売掛金と未収入金の違い

■売掛金
売掛金と未収入金の明確な違いは、営業活動から生じる債権であるか否かです。売掛金は営業活動から生じる債権であるものを指します。
例えば商品を販売した、製品を製造して販売した、サービスを提供したなど主な取引から生じる債権のことを言います。
また、建設業などでは完成工事未収入金という名前で表示されるなど、業界によって多少名称の違いが生まれます。

この売掛金には時効があり、その長さはサービス内容によって異なります。例えば時効が1年と短いものには、宿泊費や飲食費といった売掛金が当てはまります。
次に短いのが2年で、こちらは商品や製品を販売した場合の売掛金が対象になります。
そして3年の時効があるのが建築代金の売掛金です。

■未収入金
未収入金は、売掛金と違い主軸となる営業活動ではない特別な取引で生じた債権のことを指します。
例えば有価証券や固定資産の売却、会社の余裕資金で購入したマンションの家賃収入、などが当てはまります。

また、未収入金に計上するには前提として、決算期後1年以内に回収予定のものであることが必要です。
未収入金は未収金とも言いますが、財務諸表における正式な表示は未収入金となります。

融資を受けるにあたっての注意点

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銀行などの金融機関から融資を受けるためには決算書や勘定科目内訳明細書を提出しますね。金融機関はこれらの内容を、細かくチェックしています。
特に売掛金においては回収できる可能性が低いものが多く含まれているケースや、架空計上している場合があるからです。

また、前期と比べて同じ取引先と金額が計上していると「回収できてない債権」と見なされる恐れがあることから、誤解を招かないためにも事前にキチンと説明をしておくと良いでしょう。

また未収入金に営業債権を間違って計上してしまっていると、未収入金の金額が大きくなり決算書の評価が下がってしまう原因となります。さらに未収入金が不当に多いと、不正会計を疑われるなどが考えられます。

経理業務に携わるのであれば、売掛金や未収入金の違いを把握し、きちんと管理することが必要です。弊社が開発した未収金や売掛金管理ができるサービス「経理のミカタ」を使えば視覚的に管理することができるので、使ってみるのもひとつの手でしょう。また、融資を受ける計画があれば金融機関の評価が少しでも良くなるよう、正しい知識に基づいた決算書の作成が必要になってきます。

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