エクセルで出来る、資金繰り表の作り方 | Cloud Payment 公式ブログ

エクセルで出来る、資金繰り表の作り方

[記事更新日]

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お金の流れをしっかり把握し、管理する「資金繰り表」は、手元資金の管理と経営判断を行う際に重要な情報で、経営を安定させるためにとても大切なものです。エクセルで資金繰り表を作成する際のポイントを解説します。

資金繰り表はどうしてそんなに大切なの?

赤字でも会社は潰れませんが、黒字倒産という言葉があるように、業績が伸びていてもお金がなくなれば会社は倒産してしまいます。黒字なのに、なぜお金がなくなるの? と疑問に思われるかもしれませんが、利益を算出する計算システムとお金の動きが一致していないことが原因です。

物物交換の時代であれば、物とお金を同時に交換するので、利益イコールお金の有り高となりますが、現代ではお金が動くのは、物を移動したり、サービスを提供したりした翌月か翌々月です。支払い側にとってはお金の支払いが遅くできるのは助かりますが、もらう側としては大変です。

なぜなら、従業員の給与や事務所の家賃などは、あらかじめ支出日が決まっており、入金があってからにはできないからです。つまり、ひとつの取引やサービスに関して、実際に働いた対価を支払う月と、それに対して入金される月がずれてしまうため、先の入金分を他の取引の入金などでまかなわなければなりません。こういった複合的な動きをするお金の流れをつかむために作成するのが資金繰り表です。経営を行う上で大切な表ですね。

会社経営を安定して舵取りするためには、お金の管理ができなければなりません。お金をきちんと管理するためには資金繰り表は日々更新する必要がありますし、計算ミスなどは避けたいですね。そういった観点から、資金繰り表には自動計算システムがついていて、複数の人や媒体に左右されることのないMicrosoft社のExcel(以下、エクセル)による管理が向いているといえるでしょう。各銀行の口座残高の推移も、エクセルなら別シートで管理ができる点でも便利です。

エクセルの文書例

エクセルで資金繰り表を作るには、簡単なテンプレートがインターネット上にいくつも紹介されていますので、自分にあったものを探して活用してみましょう。

また、取引銀行から融資の際に必要な資料のため、銀行独自の資金繰り表としてエクセルシートを配布されることもありますから、会社の実情に合わせて活用してください。

資金繰り表サンプル

資金繰り表

借入金の返済や借入金がある場合には、経常的な動きとは別に欄を設けて管理していきます。

このエクセルシートを作成して、半年ほど続けていくと、経常的な支出がまず把握できるようになります。平均化しておけば、月々最低額の入金が売上から必要か、新規に取引先と契約するときに、支払いサイトの長い契約が大丈夫かどうかなどが、資金繰り表を確認することでわかります。

資金繰り表作成時のポイントや見方

エクセルの資金繰り表を作成するにあたって、押さえておくべきポイントは印刷した時に1枚にまとまりシンプルでわかりやすくすることです。定型的な科目の並びがありますので、よほど事業内容と異なる場合以外はこの表を活用することが、対金融機関などを考えた時にスムーズです。

資金繰り表は法的に決められた財務諸表ではありませんので、使いながら経営者が使いやすい内容にアレンジしていきましょう。

見方としては、月々の経費を確認して入金が間に合うか、現在の残高で何か月もつのか、融資のタイミングなどを見極めます。お金関係は少し慎重に、かつ早めの判断が必要です。

請求書を発行した段階で売上の入金や支払いの予測がつきますので、そういった数字はすぐに記載をしていきましょう。先の予定はセルの文字色をグレーにするなど薄く記載していくと区別しやすいです。資金繰り表作成では、確定した実績数字だけでなく、2~3か月先まで把握することが重要な要素となります。、

常に2〜3ヶ月先まで作成しておけば、近い将来に資金が不足しないか把握することができ、もし足りなくなるようであれば、いつまでに融資を取り付けるかといった重要な経営判断ができるようによになります。

まとめ

資金繰り表をエクセルで管理するのはスタンダードな方法です。運転資金が常に半年分くらい口座にストックしている会社で収入に波がない事業であれば必要ないかもしれませんが、新規事業参入時、や事業拡大時は資金ショートが大きなリスクとなりますのでエクセルで資金繰り表の管理をしていきましょう。

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