把握しておきたい、経理業務の一年の流れ | Cloud Payment 公式ブログ

把握しておきたい、経理業務の一年の流れ

[記事更新日]

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月次決算や決算、納税など経理業務の一年の流れにはどのような作業項目があるのでしょうか。一般的な中小企業の3月決算の会社を例にとって1年の流れをみていきましょう。

4~7月の業務内容

4月は新年度となり、会計上は新しい会計期間になります。しかし、3月での決算処理がこれからはじまるので、3月でしめた会計年度の決算処理として、4月以降に届く3月の日付の請求書や棚卸資産の表の完成、未払いや未収の確認などをしていきます。経理業務では、決算を担当する経理部や顧問の税理士事務所と連携をとりながら決算に必要な情報を収集していきます。さらに、新入社員が入る会社の場合には、社会保険の新規加入の手続き、ハローワークの手続きが加わります。

5月は決算申告期限となるので、法人税や消費税の納税を月内に済ませましょう。納税資金の準備では、予めどの税金をいくら支払うのか、資金繰り表に記入をしておくとスムーズです。5月は自動車税の納付もあり、納税の期限が一年で一番多い時期になります。

6月は住民税の特別徴収税額が新年度になります。会計管理ソフトを導入している会社では、設定を切り替えるなどの作業が必要です。

7月は10日に源泉税の特例の納付期限となります。10名未満の社員の場合は、半年に1度の納期となっており、1~6月分が7月10日、7~12月分が1月20日の納付期限になります。また、7月10日までには、社会保険の標準報酬算定基礎届の提出と、労働保険および雇用保険の申告書の提出期限があります。つまり源泉と社会保険関係の人件費関係の手続きが集中しているのです。

8~11月の業務内容

8月の経理業務は特記すべきところはありません。ただし、暑中お見舞いのはがき印刷や、お中元の贈答などもある場合は、準備やお礼状の作成などが発生します。また、夏季休暇を交代で取るような場合には、業務管理も調整が必要です。

9月は半期となりますので、経理業務として中間決算書の作成と予定納税か中間申告をするべきかを判断する月となります。

10月は9月に中間決算をする場合に、未払いや未収の処理を計上します。

11月は年末調整の準備をはじめます。経理業務では氏名住所の確認のために、年初に提出した扶養控除申告書を配布して確認をしてもらいます。生命保険料控除証明書、地震保険控除証明書、2年目以降の住宅ローン控除申告関係など、年末調整で手続き可能な控除関係資料を収集します。配偶者や子供がアルバイトをしている場合の所得を確認して、扶養控除の範囲を超える収入がないか再確認しておきましょう。

12~3月の業務内容

12月は経理業務では年末調整を完成させて、年末調整による還付や不足額徴収を12月の給与で精算します。源泉徴収票を各自に配布しますが、12月の給与明細書に同封することが多いようです。

1月は年末調整が終わった後の、給与支払報告書を作成して各市町村に郵送かエルタックスで送付します。また、源泉税の下半期の納付期限もあります。1月20日までに7~12月の源泉税と年末調整による過不足を調整して納付します。

また、法定調書合計表の期限も1月末までに提出になります。年末調整が終わらないと作成できないので、年末調整のデータを使った経理業務が、給与支払報告書と法定調書合計表となります。あわせて、1月末までに、償却資産申告書の提出も期限となります。150万未満は非課税になりますが、役所から申告書が届いた場合は期限内に提出をしましょう。

2月は3月の決算にむけて経理業務では準備をはじめます。売掛金など未回収がないかどうか、不要な固定資産の確認など決算にむけて整理が必要な項目を抜き出して早めに対処しておきます。

3月は決算処理の月となります。月末には実地棚卸をしましょう。

まとめ

経理業務は3月から5月と7月、12月から1月までが繁忙期となります。業務量に波がある部署ですが、毎年大きな変動はないので、事前の準備でだいぶ平準化できますのでコントロールしやすい業務です。日々のルーチンワークのほか、季節毎の業務を理解していきましょう。また、業務に慣れてきたら、日々の業務を「経理のミカタ」のような請求管理クラウドサービスで自動化するのもいい手ですね。

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