決済代行とは?サービスの仕組みやメリットを解説

決済代行とは?

決済代行会社の役割

決済代行会社は、クレジットカード会社をはじめとした決済手段を提供する金融機関とカード決済を導入したい加盟店様(ネットショップや店舗)を仲介し、決済システムを提供する役割を担っております。セキュリティ面では、不正取引や支払いの遅延といったリスクを管理し、不正検出システムの運用、リスク分析などの対策も行います。そのため、金融取引や顧客情報の取り扱いに関する法律や規制にPCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)などに準拠する必要があります。また加盟店様が支払い処理や決済システムに関してエラーが出た場合、専門のサポートが電話、メール、チャットなどで対応します。決済代行会社は、加盟店様とお客様の間で支払い処理の効率性と安全性を確保する役割を果たします。

決済代行の導入支援

【図解】決済代行会社の仕組み

決済代行サービスの仕組み
    1. ① お客様が商品やサービスを購入する際、加盟店様が用意したWebサイトやアプリで支払い情報を入力します。

    2. ② お客様の支払い情報(クレジットカード番号、有効期限、セキュリティコードなど)が暗号化されて決済代行会社に送信されます。

    3. ③ 決済代行会社は、お客様の支払い情報をカード会社や銀行に送信し、取引が有効であるかどうかを確認します。

    4. ④ 承認が得られた場合、決済代行会社は取引を処理し、加盟店様に支払いの確定を通知します。

    5. ⑤ お客様のカードや口座から資金が引き落とされ、加盟店様の口座に入金されます。

    6. ⑥ お客様には支払い完了の通知が送られ、加盟店様には取引の詳細が報告されます。

    このような流れで取引が行われます。

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決済代行のメリット

利用するメリットは複数あります。1つ目はセキュリティです。決済代行会社は高度なセキュリティ対策を導入しており、顧客の支払い情報を暗号化して安全に保管・処理します。これにより、データ漏洩や不正利用のリスクを大幅に低減することができます。また多くの決済代行会社は、PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)の規格に準拠して運営されており、クレジットカード情報の安全な取り扱いが保証されています。 2つ目は、多様な決済手段を使えることです。クレジットカードをはじめ、口座振替、銀行振込、電子マネーなど、さまざまな支払い方法をまとめて処理することができます。 3つ目は、サポートです。お客様が支払いに関する問題や疑問を持った場合、決済代行会社は24時間365日のサポートを提供します。支払いに関するトラブルや問題が発生した際に、迅速かつ適切に対応してもらえます。 最後は、コストの削減です。独自の決済システムを開発・維持する必要がなく、初期投資やランニングコストを大幅に削減することができます。また、不正取引や支払い遅延などのリスクを決済代行会社が一定程度負担するため、事業者のリスクを分散することが可能です。

決済代行の導入支援
  1. 導入時のメリットを比較

    自社で決済を導入 決済代行会社を利用
    契約
    • カード会社毎で異なる審査に通過が必須
    • 各カード会社毎に事務手続きが必須
    • 決済代行会社がまとめて審査を代行
    • 手続きに必要な書類もワンセットでOK
    構築
    • 自社システムの構築、開発が必須
    • セキュリティ面でのリスク対策が必須
    • 決済システムを提供。開発の工数とコストを最小限
    • 国際水準のセキュリティを完備したデータベースを提供
    料金
    • 決済手数料、初期/月額費用の見積り比較
    • カード会社との交渉にかかるコストが発生
    • 各カード会社との料金交渉を代行
    1. ①一括契約でスムーズに手続き・導入ができる

      決済代行会社を利用すると、各カード会社との直接のやりとりをせずに簡単にクレジットカード決済を導入することが可能です。通常、五大ブランド(Visa、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ)などのカード会社との契約には厳格な審査が必要ですが、決済代行会社を介することで、個人や契約が難しい小規模のECサイトでも、時間と労力をかけずにクレジットカード決済を簡単に導入することができます。

    2. ②セキュリティ体制を備えたシステムの構築が不要

      決済代行会社を利用すると、個別に決済システムを導入する場合と違い、各カード会社ごとのシステム連携の必要なくなります。さらに、コンビニ決済を追加する場合も、各コンビニごとに独自のシステム開発する必要がありません。導入には、高度なセキュリティ要件を満たすシステムの構築が求められ、構築費用は数千万円にも上ります。そのため、個別にシステムを構築することは、開発費用と時間がかかりすぎるため、現実的ではありません。

    3. ③各カード会社との料金交渉までを代行

      決済代行会社を利用すると、各カード会社との料金交渉が不要です。カード会社ごとに決済時の手数料率が異なる上に、業態などでも料率が異なります。個別で導入を行う場合、各カード会社から手数料をはじめ、初期/月額費用などの見積りを取り比較しなければならず、交渉にかかる時間とコストと発生します。急ぎで導入を検討されている方は決済代行会社を利用する方がスムーズです。

  2. 運用時のメリットを比較

    事務作業 自社で決済を運用 決済代行会社を利用
    事務作業
    • 複数のシステムを行き来して作業
    • 経理作業の抜け漏れなどミスの要因に
    • 複数の決済システムを一本化
    • すべての作業が一つの画面に集約
    入金管理
    • 決済手段毎に締め日、入金日が異なる
    • 複数の決済手段の入金を一本化
    システム
    • システムのアップデートやメンテナンスを自社で対応
    • 決済手段の追加時、追加開発が必須
    • 決済代行会社がシステムを更新
    • 決済手段の追加が簡素化
    1. ①複数決済の入金も一括管理

      決済代行会社を利用すると、締め/支払い日の異なる複数の決済手段の入金管理が簡単になります。クレジットカード会社やコンビニ会社など、複数と個別に契約した場合、売上管理や支払、入金のサイクルが各社で異なり、経理処理が煩雑になります。しかし、決済代行会社を介すると、すべての決済方法をまとめて、全売上から手数料を差し引いた金額を一つの入金日にまとめて振り込んでくれるため、経理処理の効率化と手間の削減が可能となります。

    2. ②決済管理画面で情報を一元化

      決済代行会社が提供する決済管理システムを利用すると、各決済手段別の決済データを一元化して表示できるため、管理画面上での一括管理が可能となります。これにより、決済方法ごとに異なるデータ形式やルールに対応して個別に開発する手間が省けます。ひと目で簡単に管理できるこのシステムは、売上管理や事務処理の大幅な負担軽減につながり、1つのシステム導入だけで複数の決済システムの処理が可能となります。

    3. ③システムアップデートが容易

      自社で開発した決済システムでは、決済手段の追加やシステムのメンテナンスに関して自社で対応する手間が発生します。しかし、決済代行サービスを利用すると、決済代行会社がこれらの作業を対応するため、加盟店側で特別な開発対応は不要です。提供する決済システムのメンテナンスも決済代行会社が行い、開発工数をかけることなく、決済システムの仕様変更や新しい決済の追加・削除なども簡単かつ低コストで対応可能となります。

決済代行会社を選ぶポイント

    1. ポイント① 導入実績があるかどうか

      決済代行会社を選ぶ際は、お金のやり取りが発生するので、しっかりとした導入実績があることが重要です。何社の導入実績があるのか、どういった業種に導入しているか、導入事例はあるかなど、事前に調査することをお勧めします。 実績のある会社は、実名企業を掲載した導入事例などを掲載しているので、ホームページ内を探して確認しましょう。

    2. ポイント② 費用・手数料はどうか

      費用・手数料は、各社で異なります。大きく分けて、初期費用、月額費用、決済手数料、オプション料金の4つに分けられます。特に導入の際に注意すべきは決済手数料で、初期費用や月額費用などの固定費とは違い、取り引きに応じて増えるので事前に比較検討することをお勧めします。 そして、オプション料金に関しては、一旦オプションなしで導入・運用してみて、本当に必要かを見極めた上で導入するに値する料金かを判断するのも良いかもしれません。

    3. ポイント③ 決済手段の種類

      取り扱う決済手段も、各社で異なります。まずクレジットカード決済に関しては、対応しているカードブランドが限られている場合があるので、最初にチェックしましょう。一般的にクレジットカード決済の他に、口座振替、CAT端末・店舗決済といった定番の決済手段の加え、電子マネー決済などの決済手段を揃えているところは、決済手段の取り扱い種類が多いと言えるでしょう。 最近では中国のサービスも増えており、AlipayやWeChatPayなどを扱う会社も増えています。

    4. ポイント④ セキュリティ

      決済代行会社には個人情報を預けることになるため、セキュリティは非常に重要です。適切なセキュリティ対策を行っているかは、第三者機関の規格に遵守しているかを見れば、ある程度判断がつきます。PCI DSSやプライバシーマークなどが代表的なものなので、この規格ロゴがホームページに掲載されているかチェックしましょう。合わせてSSL技術、3Dセキュア、セキュリティコードなどを採用している会社はセキュリティ対策をしっかり行っていると言えるでしょう。

以上、選ぶポイントを説明しましたが、サブスクペイは、大手から中小・個人事業主まで14,000社以上の導入実績を誇り、年間300億円以上の取引に活用されています。そして、決済手数料は2.65%〜と業界最安値。決済手段に関しても、5大国際カードブランドの全てに対応し、定番の決済手段の他に、タブレット端末決済まで幅広く揃えています。 さらにセキュリティ面は、外部監査による定期的な社内調査、最高品質のセキュリティ技術の体制、セキュリティ委員会を設置し社内教育の徹底。世界標準を維持し、不正利用のリスクを回避し、決済サービスを提供しております。

決済代行の比較 | サブスクペイ決済の独自性

決済代行会社によって、カード会社への審査などの契約手続きや料金体系、決済システムの機能性に大きく違いがあります。 サブスクペイ決済の強みは①料金体系、②継続課金に必要な条件を備えた機能性、③高い審査通過率の3つであり、定期課金型サブスクリプションビジネスを検討する企業様に多く導入いただいている決済サービスです。

業界他社
料金プラン 規約規定に沿った固定料金プラン
審査期間 約2週間~1か月
継続課金 毎月固定作業が発生
決済管理 毎月更新作業が発生
セキュリティ 個人情報を自社側で保持
サブスクペイ
料金プラン 料金プラン組立可能
審査期間 最短3営業日
継続課金 完全自動
決済管理 自動更新
セキュリティ 個人情報の保持が不要

サブスクペイの決済代行システムの特徴まとめ

サブスクペイの決済代行システムは独自の強みが満載

  • 審査手続きが簡単。最短1週間で導入完了
  • 業界最安水準の決済手数料
  • 定期課金ビジネスに欠かせない機能を備え毎月の作業が不要
  • 請求書の自動発行や未回収状況を可視化するオプションサービス

サブスクペイの主な決済手段

  • クレジットカード決済

    インターネットショッピングにおける決済手段では、今や7割がクレジットカード決済だといわれています。 販売機会を逃さないために、クレジットカード決済の導入はあらゆる業種業態のビジネスにとって不可欠です。 サブスクペイのクレジットカード決済は5大国際ブランドを揃え、利便性の向上と集金管理業務の効率化の両方を実現します。

    詳しく見る>

  • 口座振替

    口座振替サービス(自動引き落とし)とは、毎月の銀行口座から自動で料金を引き落とすサービスです。 支払いの手間を削減や支払い忘れの防止などに効果を発揮し、料金の確実な回収を支援いたします。 クレジットカード決済のご利用に不安のあるユーザー様をターゲットとする企業様に多く導入いただいております。

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  • コンビニ決済

    コンビニ決済とは、日本全国のコンビニが24時間365日支払い窓口になる、その利便性から人気の高い決済サービスです。クレジットカードをお持ちでない方や、クレジットカード決済を不安に思われる方に、 代替の決済手段としてお勧めです。全ての年齢の方にお気軽ご利用いただけます。

    詳しく見る>

決済代行導入事例

  • 決済代行導入事例 株式会社KADOKAWA

    • 株式会社KADOKAWA
    • ビジネスプロデュース局 マーケティングソリューション推進部
    • 川村 賢也 様

    新しくスタートしたASCII倶楽部は月額制でユーザーに課金するため、サブスクリプションモデルに対応した決済代行システムを探していました。

  • 決済代行導入事例 日本赤十字社

    • 日本赤十字社宮城県支部
    • 組織振興課 主事
    • 大泉 慶恭 様

    決済代行システム導入の決め手はNPO法人の支援実績が豊富なところと各種手数料がお得だったところでした。

  • 決済代行導入事例 株式会社 サイバーエージェント

    • 株式会社 サイバーエージェント
    • 株式会社CyberQ 取締役
    • 久慈 秀斗 様

    リンク決済のランディングページが既に用意されている点など、事業の立ち上げに伴う業務の省力化において、痒い所に手が届く仕様になっているところが決済代行システム導入の決め手になりました。

クレジットカード決済導入の手引き

関連ブログ

決済代行のよくあるご質問|FAQ

  • 決済代行会社の手数料の種類は?
    決済代行サービスをご利用の場合、一般的な手数料として、「初期費用」「月次費用」「決済手数料」「トランザクション料(決済処理量)」等が発生します。 導入いただく決済サービスや条件に応じて、初期費用と月次費用が発生しないプランを構築するなど、料金プラン自体もある程度の組み立てが可能となります。
  • 自社サイトが無い状態でも決済代行サービスの利用は可能?
    情報が分かる資料のご用意があれば、サイトがない場合でも決済代行サービスの申し込みは可能でございます。 審査資料としては一般的に事業の企画書やカタログなど取扱商品やサービス、価格や詳細(課金方法と料金など)が記載されているものが望ましいです。 その他、基本的な導入のフローは通常の場合と変わりはありません。
  • 決済ページやフォームのデザインは変更可能?
    決済代行システムの導入時に選択した接続方式によってデザインの自由度は異なります。 例えば「リンク方式」で接続した場合、サブスクペイの決済フォームが適用されますが、ページのデザインや入力項目は、ある程度の調整が可能です。 一方、「Gateway方式」での接続の場合は決済フォームもお客様独自のデザインを適用いただくことが可能です。
    ※ゲートウェイ方式はPCI DSS準拠の加盟店様のみへのご提供となります。

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クレジットカード業界におけるグローバルセキュリティ基準に準拠した、システム・管理体制によって業務を運用しております。
ISMS:JIS Q 27001:2014 (ISO/IEC 27001:2013)認証
ISMS:JIS Q 27001:2014 (ISO/IEC 27001:2013) 認証を取得し、情報セキュリティマネジメントシステムを構築しております。