キャッシュフロー計算書を使って、会社の実力を見抜く! | Cloud Payment 公式ブログ

キャッシュフロー計算書を使って、会社の実力を見抜く!

[記事更新日]

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前回までに自分でキャッシュフロー計算書を作成することまでできるようになりました。今回はキャッシュフロー計算書を分析し、会社の実力を見極めていきましょう!

3種類、覚えていますか?

キャッシュフロー計算書は、その性質に合わせて3区分に分かれていました。
まずは、それぞれのおさらいをしましょう。

◎営業キャッシュフロー
本業で稼いだキャッシュの量。
  
◎投資キャッシュフロー
将来への投資や、既存事業・設備の強化のための投資。もしくは余剰資金の運用。

◎財務キャッシュフロー
営業活動・投資活動を維持するために必要な資金の調達と返済の動き。

キャッシュフロー計算書をパターン別に分析しましょう

それでは、各区分がプラスかマイナスかの組み合わせ別に、主なキャッシュフロー計算書の状態を4パターンご紹介します。
まずは下図を見てみましょう。

パターン別
※画像を拡大してみることができます

図のうち、上の2つ(①と②)は営業キャッシュフローがプラスです。この場合、事業を維持するために必要な支払を上回る金額を稼げていることになります。余剰分(プラスの金額分)は設備投資や借入返済、投資家への還元へ回るため、投資・財務キャッシュフローのマイナスにつながります。
また、この会社は事業で稼ぐ力があるので、金融機関も積極的な融資をしてくれるでしょう。

次に、図の下2つ(③と④)ですが、これらは営業キャッシュフローがマイナスです。つまり、本業による収入では、事業維持にかかる支払をまかなえていません。その分、借入をしたり、不要な資産を売却したり、手を施してキャッシュを獲得する必要があります。
さらに、営業キャッシュフローのマイナス幅が大きかったり、数年に渡り続く場合は、企業そのものに継続する力がないとみなされ、融資を断られることもあるでしょう。

このように、一口にキャッシュフローがプラス、マイナスと言っても、キャッシュフロー計算書を紐解くと、その詳細な状況を見抜くことができるのです。

営業CF+投資CF = フリーキャッシュフロー で会社の実力を見抜けます!

再度のおさらいになりますが、営業キャッシュフローは会社が事業で稼いだお金です。投資キャッシュフローは、事業の維持に必要なお金です。
営業キャッシュフローから投資キャッシュフローを差し引いたお金は、会社が自由に使えるお金です。このお金をフリーキャッシュフローと呼びます。

このお金は何に使ってもよいものです!
必要なところではまず借入を返済しますし、投資家や労働者への還元にも使うでしょう。さらに何に使うかは、会社の経営方針、事業戦略によるところです。

つまりフリーキャッシュフローが、企業の本当の実力を表します。よって、企業はフリーキャッシュフローを増やせるように事業活動をし、フリーキャッシュフロー(実力)を超えない範囲で返済、還元、投資を行っていくことが基本です。

しかし、成長期・拡大期の企業は、フリーキャッシュフロー以上の積極的な投資を行いたいものですね!
そんなときも、フリーキャッシュフロー推移が良好であれば、金融機関も投資家も積極的に協力をしてくれるものです。

経理としては、キャッシュフロー計算書を作成し、自社の状態を見極めたうえで、フリーキャッシュフローを最大化できるよう動いていきましょう。
適切なキャッシュフロー管理が、会社の成長にもつながっていきます!!

経理
カワムラ

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